コロナ明け第2段ということで
パレルモにあるTrattoria Rosa Nero(トラットリア ローザ ネーロ)に行ってきました。
このお店は、パレルモの中でも
かなり安く昼食を食べることができます。
パスタは4€〜6€、メインも6€〜8€程で2皿で十分お腹を満たすことができます。
なおかつシチリアの家庭的な味を楽しめます。
店内はコロナの影響で寂しい状況ですが、普段は満席が当たり前!!
メニューはホワイトボードに記載されています。
今回は3人で2皿ずつ食べ比べをしました。
まずはパスタを3種類!!
・Glassa(グラッサ)
じゃが芋や玉ねぎ人参などをクタクタに炊いて甘みを出したものを
スパゲッティと和えた優しい味わい。
前日に作った肉じゃがの余りを
翌日パスタと絡めたような家庭的な料理です。
・Anciova(アンチョバ)
間違いない組み合わせでトマトソース、アンチョビ、レーズンを使ったパスタ。
上からは、シチリア料理には欠かせない
パン粉を大量にかけて召し上がります。
・Casarecce spada+melanzane
(カサレッチェ スパーダ+メランザーネ)
カサレッチェと呼ばれるショートパスタ。
カジキマグロと揚げたナスを具材にして、魚の出汁と絡めています。
メインは3種類頼んだが、1つは前菜使用でお願いしました。
・Bollito all Insalata
(ボッリート アッラ インサラータ)
*前菜使用
一般的なボリートの食べ方は、茹でた肉に薬味やソースと一緒に食べるが
今回は茹でた肉をサラダ仕立てにした料理。
肉やサラダをシチリア人の好きなアンチョビやオリーブと言った
塩漬けされたものと一緒にレモンをかけさっぱりと食べます。
・Calamaro Ripieno
(カラマーロ リピエーノ)
イカのボリュームより遥かに多いパン粉詰め
トマトソースやオレガノと合わせた料理。
いかめしならぬ、イカパンです。
・Cotoletta a Sfincione
(コトレッタ ア スフィンチョーネ)
スフィンチョーネ(シチリア版のピザ)
アンチョビ、チーズ、大量の玉ねぎをカツレツの上に乗せ
しっかりと火を入れている。
そのため、肉はパサついているが
玉ねぎの甘みやチーズとあわさると美味しくなります。
・シチリアの定番ゴマパン
いびつな形・・・
周りはカリッと中ふわです。
パンが美味しいすぎると食べすぎてしまうので
料理が食べれなくなるので注意。
どれも安くて量が多く
満足度が高かったです。
しかし、コロナのせいで人が余り入っていないので
早く活気のあるお店に戻って欲しい。
そして、再び賑やかになった景色も見てみたいと思う。