エミリアロマーニャ州の郷土料理を作る

自粛生活が長引いているなかで・・・

少しでも自分のやりたいイタリア料理を学ぶために以前から働きたいと思っていた
エミリア・ロマーニャ州にあるレストランのシェフ
メッセージのやりとりをして、料理の作り方やレシピを教えてもらっています。

今回教えていただいたレシピがこちら→Crescentine(クレシェンティーネ)です。

そもそも、なぜこの料理を教えてもらったのか?

僕が初めてエミリア・ロマーニャ州で食事をしたときに感動したのが
このクレシェンティーネプロシュット・ディ・パルマそしてランブルスコでした。

郷土料理

ところで、エミリアロマーニャ州とは?

「美食の都」とも呼ばれていて、有名な加工食材がたくさんあります。

プロシュット・ディ・パルマ(世界三大ハム)
アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ(バルサミコ酢)
・パルミジャーノ・レッジャーノ(イタリアチーズの王様)

日本でも、聞いたことがあるのではないでしょうか?


他にもボロネーゼラザーニャと呼ばれる、手打ちパスタを使った料理も有名です。

結局、クレシェンティーネとは??


エミリア・ロマーニャ州
の薄い揚げパンです。

モデナではニョッコ・フリット、パルマではトルタ・フリット
ボローニャではクレシェンティーネと呼ばれていて地域によって少し名前が違います。

薄い生地ですが中身が空洞になっており、その中に好きなサラミ生ハムを入れて食べたり
生地の上に乗せてカブリつく印象的な料理です。

クレシェンティーヌ

エミリアロマーニャ



食肉加工品が多い地域ならではの、食べ方ですね!

シェフにも自分で作ったクレシェンティーネ
メールを送りお褒めの言葉をいただいております!!

エミリアロマーニャ

イタリア料理は、その土地での食材や食べ方などを大切にしている素敵な食文化です。

そして食事と一緒に忘れちゃいけないのが・・・・

赤の天然微発泡ワインLAMBRUSCO(ランブルスコ)??

エミリア・ロマーニャ州では、必ず飲むべき赤の天然微発泡ワインです。

細かい泡が口のなかでシュワっと広がり
スッキリとしていて果実味とタンニンがしっかりとかんじます。

生ハムクレシェンティーネと合わせて飲むと
サッパリとしていて永遠に食べ続けれるような気がします。

せっかく教えてもらったレシピなので、最高の組み合わせでいただきました。

エミリアロマーニャ


日本ではまだ馴染みのないランブルスコですがネット販売などでは
安く買えるお手軽ワインです。

家で自粛中の今だからこそ、普段買わない生ハムランブルスコ
買ってイタリア(エミリア・ロマーニャ州)の味を体験してみてはいかがでしょうか?

スライスだと、香りが弱くなっていることが多いので
塊で購入して食べるときに切るのがポイントです。

クレシェンティーネと食べるときは
厚めのスライスで食べると美味しくいただけます。


今回飲んだLAMBRUSCOは現在日本にはないようですが
同じ産地でのランブルスコ・レッジャーノ(Lambrusco Reggiano)のSECCO(辛口)という
発泡ワインがスッキリと
オススメです。