こんな山奥でバスも一日に数本しか出ていないお店に来るのは
本当に物好きな人だけだろう。
ボローニャからでも、2時間半ほどかかってようやくたどり着く。
だが来てみれば、その景色と何にもない風景は圧巻だ。
店内は広々としていて、山奥にも関わらず席の半分は埋まっていた。
料理の料金もすごく安くて良心的なお店だ。
まずは、このお店のスペシャリテ
トルテリー二インブロードからいただいた。
![](https://yuki223.com/wp-content/uploads/2020/01/img_2709-300x225.jpg)
透明で優しい味わいのスープの中に大量のトルテリー二。
本当にこの料理は好きで、暖かさとこの形のラビオリがすごく可愛い。
鹿のタルタル
こちらはシンプルにオリーブオイルと塩に
相性のいいカラスミやピンクペッパーが散らされている。
パッパルデッレと鹿のラグー
このパスタはいままでに感じたことのない食感。
本当にパッパルデッレの由来通り口いっぱいに頬張りたくなるような味わい。
このお店はパスタマシーンを使わず、全て綿棒で伸ばし、手作業で作っているのだ。
パッパルデッレも全て均等な厚みでその繊細な技術に驚かされた。
豚頬と玉ねぎの煮込み
![](https://yuki223.com/wp-content/uploads/2020/01/img_2725-300x225.jpg)
煮込みもシンプルで美味しい。滋味深い。
先ほどのラビオリの詰め物もスープもだが、煮込みが美味しいと
スープの取り方やリピエノの作り方も上手いんだなと思わされる。
ドルチェはズコット
![](https://yuki223.com/wp-content/uploads/2020/01/img_2727-300x225.jpg)
ズコットはセミフレッドを用いたケーキ。
これに暖かいチョコレートをかけて食べる。温度差や甘みが幸せな気分にしてくれる。
このお店の場所がボローニャとトスカーナの山奥にあるので、
両方の州の郷土食が混じった料理が食べれる。
そして、パスタも全て綿棒でやっているそうです。
![](https://yuki223.com/wp-content/uploads/2020/01/img_2732-300x225.jpg)
シェフとも喋れて?写真が取れて、ここのお店がすごく気に入りました。
働いてみたいな思わされるお店でした。
住所 Via Cavaniccie, 6, 40035 Castiglione dei Pepoli BO