シチリアで出会った和歌山の生産者達

以前、縁があって自分が働いている
バイバイブルースに和歌山の生産者達がいらっしゃいました。

今回はそこで知った「和歌山の魅力ある食材」
を色々と教えていただきました。

自分は大阪出身ですが、日本の事や身近な和歌山の事など
全然知らなかったんだなと痛感しました。

日本に帰国したら今まで行ったことのない
都道府県を回りたいと、思わされる刺激のある出会いでした。

かんじゃ山椒園

この山椒園は山椒を大事に選別し加工前には枝や夾雑物を手作業で、ひとつひとつ取り除く
さらに、黒い種子やそれを含む果実を目視で除去、最高の状態に仕上げているようです。

山椒にも発育段階で種類があったり、その独特な山椒の香り良さに驚かされます。

近くには葉肉柱(シナモンリーフ)があり、珍しいことにその葉も生産してる模様。

ホームページを見ると、山椒を使ったレシピが載っています。

和歌山県日高郡みなべ町晩稲
ほりぐち農園

紀州みなべで梅だけを丁寧に作っている専業の梅農家さん。

ホームページには梅酒、梅干し、梅シロップなどのレシピや
梅の種類、そして梅を大事に育てている様子がすごく伝わって来ます。

ホームページを見ながらヨダレが出るくらい大粒で柔らかい梅干しです。
梅シロップも絶品でした。

有田みかん

生産から加工、販売まで一貫して行う6次産業で
「みかん1個の価値」を高める取り組みをしているそうじゅえんです。

オススメのみかんジュースをいただきましたが、
その完熟した甘味や香りに今まで食べたみかんの常識を覆される味わいでした。

みかんにこれほどの甘味やまろやかさが存在していたことに驚きです。

そして驚きのあまり写真を撮り忘れている。

しかも、そのみかんを使ったみかポンなどもある・・・うまい。

創業明治十二年・南紀の銘醸
合名会社丸正酢醸造元

明治12年創業から造られている無添加の酢醸造元です。

旨い酢には良質の軟水と麹が大切とのことで、酢造りに使う水は
那智の滝と同じ水源の熊野山系の伏流水。
丸正酢醸造元の敷地内にある井戸の水は、水温16度の口当たり柔らかなおいしい軟水で
江戸時代から惜しみなく湧くその水を工場に引き込み、美味しい酢を造るため使っているそうです。

どのお酢も酸味や甘みが素晴らしく、手しぼり柚子に関しては
香りなども凝縮されているかのようで深く感動しました。

中野BC株式会社

「長く久しく愛される酒でありたい」という先代の想いから名付けられた「長久」をはじめ、「紀伊国屋文左衛門」、「超超久」を代表とするこだわりの日本酒、和歌山産南高梅を使用した梅酒に果実などを加えた約30種類の「カクテル梅酒」、その他みりん、焼酎、スピリッツ、果実酒等のリキュールなど、様々な酒類の製造販売をしているそうです。

今回は山椒のスピリッツをいただきました。

あまり、良い感じの写真は取れていませんが
実際には色々と味見をさせていただいて
色々な感動がありました。

イタリアにいる自分にも和歌山の魅力を少しでも伝えることが
できたらなと思い今回の記事を書きました。

生産者のみなさま
ありがとうごさいました。